胃癌の手術を受けました [自己紹介]
今年の5月頃から空腹時に胃が痛みました。
何か食べて様子を見ていると痛みが治まっていたのですが、7月末になっても治まらないので掛かり付け医に胃カメラの検査をお願いした所、癌が発見されました。
私は結核体質だから絶対に癌にはならないと思い込んでいたので「えぇ~!」って感じでしたが、あれよあれよと日野市立病院に9月6日に入院して8日に手術となりました。
それまでの間に北アルプス5泊6日の大縦走・8歳の孫と一緒に白馬三山と出かけ「胃が痛い・胃が痛い」と言いながら、夏山を満喫し、その後は外来で手術前検査を行っていました。
手術前日孫が「頑張ってね」と見舞いに来てくれた
手術直後は上の図の様に体中からチューブが出ていましたが、16日には全て外れました。
17日から5分粥になり19日から全粥、21日からご飯が食べられるようになりました。
手術の翌日から「歩きなさい」と言われ、傷口を労わりながらチューブを付けたまま、点滴の柱を引きずって廊下を一周・二周と歩き始め、退院間際は大周りで廊下を四周し階段の登り降りを二往復、これを一日3~4回していました。
市立病院の先生・看護師は皆さん親切で、特に私の主治医藤田先生は日に何回も病室に来てくれ、不安な事などが有ると説明をしてくれました。
看護師と主治医との報告・連絡がきちっと取れているナと感じました。
そして今日、高尾山に行ってきました!
ゆっくり登り、琵琶滝の所と薬王院で、手術が無事に済んだお礼のお参りをして、下りはケーブルで降りて来ました。
こんなに早く高尾山に行けると思っていなかったので、とっても嬉しい!
でもチョット疲れました・・・。
四川省のジャイアント・パンダと麻婆豆腐 [散策]
九寨溝・黄龍・大姑娘登山と順調に進み、最後は飛行機の遅れで見る事ができなかった、大熊猫の保護センターへ行った。
ハイキングや登山中は「良い天気になりますように・・・!」とガイドさん・ツアーリーダー・参加者が毎日祈っていたが、この日ばかりは「どうか小雨が降りますように・・・!」と一同で祈った。
湿り気が有る方がパンダが見やすいそうで、ピッカラカンの時は外に出て来ないとガイドさんが言っていた。
プーさんの模様の有るタオルの中にパンダの赤ちゃん・うつ伏せになっている足と尻尾が見えた。
子供パンダは遊具の有る庭に出て遊んでいた。高い木の上で見物客を見降ろしていたり、木に摑まって寝ていたり・・・。何とも可愛い!
大人のパンダは小屋の中で食事中だったが、ガイドさんが頼んでガラス戸を開けてもらったので、間近に見る事ができた。保育器の中の小さな赤ちゃんが、どうしたらこんなに大きくなるのか想像できない位に大人のパンダは大きい。
夜は四川省名物の麻婆豆腐を食べに行く事に!!
中華の達人・陳健一さんのおばあちゃんが広めたと言う陳麻婆豆腐店へ行った。
あばたの有るお婆ちゃんが作った美味しい豆腐料理は、唐辛子だけでなく、山椒がたくさん入っていて辛みと香りとスーとする感じが人気になった秘密らしい。
横浜で店を構えている陳健一さんも、毎年帰ってきて味の研究をしているとの事だった。
一緒に行った人の中で横浜の陳さんの店で、痲婆豆腐を食べた人が「横浜の方が辛かった」と言っていたが、この店の味もかなり辛い。でも美味しい!
私達の仲間には麻婆茄子の方が人気があった。
12日間の予定は呆気なく終わってしまった。
現地ガイドの蔡さん、大姑娘山のガイドをしてくれた張さん、飛ばし屋・運転手の王さん(良い道も悪路も山も谷も、ドンドン走って追い抜いてアメリカ映画のカーチェイスを見ている様だった)皆さん達のお陰と、天気に恵まれて良いハイキングと登山ができた。 謝謝・・・。
大姑娘(タークーニャン)山登山 [登山]
九寨溝・黄龍のハイキングを終えて、いよいよ本命の大姑娘山に向かう。九寨・黄龍空港から飛行機で成都まで戻り、車で大姑娘登山口の日隆まで行く。
途中、ここでしか見られない”黒いポピー”が有るらしい。
成都までの飛行機が大幅に遅れ、日隆に行く途中に寄る予定だった、パンダ保護センターには行けなかった。順調に下山できたら帰りに寄るそうだ。
日隆へ行く途中、峠に咲いていたブルーポピー
ブラックポピーが一株あった。
日隆ではチベット族の村長さんの家でバター茶とお菓子を御馳走になった。
明日の朝から、大姑娘のベースキャンプに向けて歩きだす。途中のお花畑が素晴らしいらしい!
ポピー・シオガマ・黄花サクラソウ等、花が一杯!
アタックキャンプと大姑娘山山頂
右から大姑娘・二姑娘・三姑娘(見えない)四姑娘山
下山は、ベースキャンプから馬に乗って登山口まで帰る事にした。馬の背でのんびりと歌を歌いながら下山するのは、登山を始めてから今まで無かった事初体験だった。
馬の背で はいポーズ!
高山植物が咲いている中を歩き回ったり(日本では全く考えられない事)、馬に乗って下山など、初めて体験した事ばかりだった。
大姑娘山の植物が保護されるのは何時かしら・・・?チョット気になる。
世界遺産・黄龍 [散策]
ハイキングの2番目は黄龍。
九寨溝は水の素晴らしさだったが、黄龍は段々畑の様な、黄色の川底に青い水が良かった。
標高3150~3570mをゆっくり話をしながら歩いた。
九寨溝と同様に木道が整備され、トイレも綺麗で数も多くあった。
水中の石灰分が固まり、独特の川底を形成している。龍の鱗の様に見えるとか。
黄龍の環境整備・ゴミの回収等を点検するオバチャン。1日6回も歩き巡るらしい。
声を掛けたらニコニコしながら撮影に応じてくれた。(中々素敵なスタイルです・・・!)
デジカメの映像を見せると、照れ笑いをしていた。
タカネバラ・エビネ・真っ赤なケシ・アツモリソウがあちこちに咲いていた。
女三人寄れば・・・ナントカ! 景色を撮るにも、花を撮るにも、お互いを撮るにも・・・?
とっても楽しい散策ができました。
九寨溝 [散策]
7月15日~26日まで12日間、中国四川省へハイキングと登山に出掛けた。
まず最初は九寨溝。今回ハイキングに行った黄龍と共に世界遺産に指定されている所で、水の流れが美しく、独特の色をなしていた。
この日は平日で、早い時間だったので中国人の観光客が少なく、ゲート前はかなりすいていた。
1日目はY字型地形の向かって右側の部分をシャトルバスと徒歩で観光した。
多くの滝と池、高山植物が美しかった。
諾日朗瀑布 木道が整備されている
2日目はYの字の左側。標高3000m近くまで散策する。(大姑娘山登山の高度順応も兼ねている)
前日と違い多くの中国人観光客で溢れていた。
ここは四川省! 野生のパンダに会えるかもしれない・・・?パンダが好きな竹もたくさん有る!!
会えたのは・・・リスだけでした。
7月の我が家の庭 [自己紹介]
6月の我が家の庭に続き7月の庭です。
雨の中休みの夕方、庭に目をやると真っ白で大きなユウガオの花が初めて咲いていた
嬉しくなってカメラを取りに行って早速写した。
ユウガオと同じネットに絡ませたクレマチスも紫の花を開いていた。
クレマチスは去年の母の日に娘と孫がプレゼントしてくれた物で、短く切って鉢から庭に移し、今年大きなネットを張って絡ませたものだ。
ユウガオもクレマチスもたくさんの蕾が有る。これから次々に咲いてくれると思うと、とっても嬉しい!
(ユウガオは一晩で萎んでしまう)
ネジバナは鉢に植えている全く別の花の中から出て来ていた。何が出てくるのか楽しみで抜かずに居たらネジバナだった。これはれっきとしたランの仲間だそうです。
七回忌追善舞踊会 [趣味]
6月26日私の日本舞踊の師匠・坂東三喜浜さんを偲んで舞踊会を行なった。
長いブランクの後の舞踊会で、踊れるか心配しながらの出演だった。
稽古は充分とまでは行かなかったものの、私としては熱心に稽古場に通って当日を迎えた。
幕が開くまではドキドキ・ハラハラ、頭が真っ白で何を踊るのか忘れていたが、三味線の音が始まると自然に体が動き出した。
台詞を間違えないように・早口にならない様に、心の中で注意しながら曲が進んでいった。
1.2ヶ所チョットしたミスが有ったけれど、どうにか最後まで踊れて幕が閉まった時、あぁすれば良かった・こうすれば良かったと反省点が次々に出てくる。
昔、師匠が「私の持っている物全て教えたいから頑張ってね。」と言ってくれた時、私は熱心にお稽古に行けなかった。家の事・親や夫の事色々な事が有って、正直お稽古どころではなかったのだ。
やっと通えるかな?と思った時は師匠の具合が悪くなってしまい、私が尊敬している方の芸をほんの少しも吸収できなかった。
師匠に申し訳なかったと云う思いと、これからも見守って戴きたい気持ちが入り混じった舞台だったが、家族や友人が見に来てくれて嬉しかった。
次はもっと良い舞台姿を見てもらいたいと思っている。
そのためには、熱心にお稽古に通う事でしょうか・・・。
最後の見得 楽屋の通路で共演者と
半夏生(半化粧?) [趣味]
今日は夏至。暦の上では夏ですね。(本当に真夏の暑さでした・・・。)
一昨年、御近所の方から頂いた「半化粧」が白くお化粧しました。
昨年は株の数が増えただけで、お化粧をしてくれませんでしたが、今年はバッチリ!
私は、多分ドクダミの仲間かなと思っています。
因みに、「半夏生(ハンゲショウ)」は夏至から数えて11日目の日で、現在の7月2日頃のことだそうだ。また、カラスビシャク(てんなんしょう科の多年生草本)の事と書いてあるが、説明文のカラスビシャクと、我が家の草は違う物なのかな?と、分からずいます。
どなたか詳しい人がいらしたら教えて下さい。
この他に我が家の庭には今、紫陽花・ホタルブクロ・ダリアが少しずつ咲いています。
私があれも・これもと植えてしまうので、狭い庭が大混乱を起こしています。
山菜を求めて六石山 [登山]
6月5日が晴れそうなので夫に「六石山に蕨でも摘みに行こうか!」と誘った。
ずっと研修や日本舞踊のお稽古で、歩いていないのに疲れていたので、気分転換をしたかったからだ。
前の晩9時過ぎに下浚いを終えて帰ったら、翌日の準備をしていてくれたので、5日の朝5:30に起きて奥多摩に行った。
5~6月のカレンダーを見せたいほど過密スケジュールなので、体が疲れていて思う様に歩けず、すぐに息が上がってしまう。当然休憩が多くなって、かえって歩けない状態になってしまった。
新緑に励まされて登ったが、六石山まで行けそうになかった。
「今日の蕨摘みは無理かな・・・?」と思っていると、以前来た時は マルバダケブキ がたくさん咲いていた所に蕨があちこちに出ていた。
2人でたくさん摘んだので、ここでお昼を食べて下る事にした。
奥多摩湖に降りると、鉢植えの花が無料で配られ、園芸用の土も配布していた。勿論それをいただいて、登り初めに摘んだ三つ葉・下る途中で採った筍・蕨を担いで帰って来た。
三つ葉は卵とじ・筍は揚げと煮て美味しく戴いた。そしてたくさんの蕨は、重曹と一緒に少しずつ近所におすそ分けし、あく抜きをして今日も食べた。(オイシイ)